【実話を元にしたハートウォーミング映画 3選】
オリンピック出場を目指しながらも予選で敗退してしまったジャマイカの陸上選手デニス(リオン)は、夢を捨て切れないままにボブスレー・チームを結成し、元金メダリストのアーブ(ジョン・キャンディ)を無理やりコーチに迎え、冬季オリンピックの開催地カルガリーを目指して猛特訓を開始する。
南国ジャマイカの若者たちが北国のスポーツに挑むという、実話をベースにしたスポーツ・ヒューマン・コメディ映画。ベタな笑いと夢に賭ける感動のバランスがほどよい心地よさを醸し出し、日本でもその面白さが口コミで広まって評判を呼び、大ヒットを記録した。レゲエをベースとした劇中の楽曲の数々も、作品のリズムやテンポ感を大いに促進させてくれている。
よく午後のロードショーで放送したりする。
「スポーツ・ヒューマン・コメディ映画」なんて面白いに決まっている。コメディと感動が小気味いい。おすすめ。
ニュージーランド南端の小さな町。
小さな家に一人暮らしのバートは今日も暗いうちから起きてバイクを轟かせる。少し近所迷惑なこのバイクは、1920年型インディアン・スカウト。彼の夢はこのインディアン号でライダーの聖地、アメリカ・ユタ州のボンヌヴィル塩平原で行われる大会で世界記録に挑戦すること。60歳を過ぎ、年金暮らしの彼には夢のような話だが、このまま夢で終わらせたくない、と決心を固めたバートはインディアン号とともにユタ州へ向かう―。
これまた夢に向かうヒューマンドラマ。アンソニーホプキンスの笑顔を見て思わず応援したくなる。インディアンはバイクの名前であって、別にアメリカ先住民が走るわけではない。
じいさん、モテるね・・・。
3.ドリーム
1961年、アメリカはソ連との熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた。NASAのラングレー研究所には、ロケットの打ち上げに欠かせない“計算”を行う優秀な黒人女性たちのグループがあった。そのひとり、天才的な数学者キャサリンは宇宙特別研究本部のメンバーに配属されるが、そこは白人男性ばかりの職場で劣悪な環境だった。仲の良い同僚で、管理職への昇進を願うドロシー、エンジニアを目指すメアリーも、理不尽な障害にキャリアアップを阻まれていた。それでも仕事と家庭を両立させ夢を追い続けた3人は、国家的な一大プロジェクトに貢献するため自らの手で新たな扉を開いていくのだった……。
こちらも夢に向かう映画。主人公三人の夢とも言えるし、映画に出てくる宇宙開発は人類の夢でもある。だから「ドリーム」か・・・。日本語のタイトルをつける際にひと悶着あったそうだ。原題「Hidden Figures」 訳「隠された人物」・・・全然違うやんけ!まぁその辺の経緯は各自で調べてみてほしい。内容の素晴らしさは変わらない。
差別の問題にもフォーカスし、考えさせる映画となっている。